いちょうマイム

柿の木

自分のマイムがどうみえているか、ほんとのところは自分では分からないものです。
そこで初期から見続けてくれてる友人に尋ねてみました。
「いちょうのマイムってどうヨ?」
こんな返事を返してくれました。
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暑すぎず寒すぎずちょうとよい気分にさせる、ひかるひらく身体の動き。

だるいせつないさびしいをかかえたひとりの街男がどうしてもかえりたい森と山、故郷をあらわす。
あの時間、あの思いに、かえりたい、かえろうよの世界。

失われたお母さんが欲しい人のマイム(マザコンという意味ではなく)

by 槇島 藍

いちょう

icho-2.jpg photo Kenji Kitagawa

マイム
広島生まれ
東京造形大学造形学部美術学科卒
大学在学中から学外の劇団に参加
他団体への客演、各種ワークショップをへて
マイムに至る
やっと自分にしっくりくる表現に出会えたと思っている

「パントマイムクリエイション・マリオ」メンバー

この世界の片隅に

  • Day:2009.10.21 08:37
  • Cat:読書
この世界の
『夕凪の街 桜の国』で知ってる人は知ってるだろう"こうの史代"さんの最新刊『この世界の片隅に』(上)を読み始めました。

週刊漫画アクション誌上で『さんさん録』の後、太平洋戦争中の広島は呉を舞台にした漫画を描かれてることはなんとなく知っていました。その作品が完結したようで、上中下の三巻で現在書店に並んでます。
これが僕が立ち寄るどこの本屋にも、地元の小さな店にもあるんです。
あまた溢れるコミックの群れの中に、この優しく地味な絵柄の作品が三冊並んで棚にあるのをみるのは、"こうの史代"ファンとしてはうれしいものです。

ストーリーだけ追って読み飛ばせばあっという間のページ数でしょう。それではあまりにもったいない!ヒトコマひとこま、作者の描いたスピードに寄り添うくらいに、キャラメルのように味わいながら読みすすめたいと思います。


この作品、現在web漫画アクション上で第一話が立読みできます!

Cour d'amours

『スクラプ's ver2.0 コールドアモール 求愛の季節』
10月9日(金)初日19時を観させていただきました。

チラシにもありましたが、まさに”グラマラスに進化した”スクラプ's第二弾でした。
春の初演とは大きく違う印象を受けました。
大きな流れは変わっていませんが、すごくすっきりと観れました。
これはパントマイムにとってはとても重要なことだと思います。
前回は正直、難解?!というかよくわかりませんでした。
演者はそれはもうみなさん粒ぞろいなのに。
マイムで複雑な抽象はやはり無理だなぁというのが、第一印象でした。

再演だし、今回はどうだろう?という危惧はありました。
しかし、そんな心配は冒頭からくつがえされました!
”プロローグ” 後の ”The Age of Bards”
出演者勢揃いの鳥の群舞。めくるめく豪華絢爛の至福の瞬間でした!
このシークエンスだけで、今日来た甲斐があったなと。

今回、「鳥たちの求愛」という軸を設定されたことが、全体の統一感と見やすさを生んだと考えます。いうまでもなくそれを表現できる演者のテクニックと演技。
さらに作・演出・映像・デザイン・照明・音響それに当日のオペまでこなす、松田充博さんの才能と努力には、賞賛を超えて驚嘆です。

各人ソロパフォーマーとして活躍されてる面々、その方々がこれだけ集結して、そしてこれだけ凝ったマイムアンサンブルをみせてくれる公演は他になく、歴史にのこる希有な舞台だったと思います。世界のどこに出しても絶対通用する。全ステージカーテンコールが起こったのも当然かなと。

関わったすべてのみなさん、ありがとうございました。おつかれさまでした。

ああああアアぁぁぁ~楽しかったっ!!