ささやかで愛しいもの

戦時下での日常というものをわたしは"こうの史代"さんの漫画で知らされました。人為的な災害時の日常といえるかも知れません。

例えば『この世界の片隅に』では、太平洋戦争末期の広島にほど近い街のある家族の日常が延々と描かれます。
戦況がきびしくなり物資が不足したりしていきますが、それでもささやかな幸せがあります。

『夕凪の街 桜の国』の夕凪編は終戦から10年後の広島市が舞台。
原爆スラムと呼ばれたバラックに住む主人公の女性がこう独白します。

「しあわせだと思うたび
美しいと思うたび

愛しかった都市のすべてを
人のすべてを思いだし

すべて失った日に
引きずり戻される

おまえの住む世界は
ここではないと
誰かの声がする」

悲しい台詞です。
過去に囚われどこかぼんやりと日常を送っていた彼女は、気になっていた同僚から好意を打ち明けられ、生き残った自分が幸せになることの後ろめたさに悩みます。
ですが、過去を受け止め未来に向けて歩きだそうと決意します。(この短いものがたりが、このまま幸せな結末を迎えられないのがとても悲しく、またこの漫画の肝なのですが)

現在の日本の状況のなか、こうのさんの漫画で繰り返し描かれる日常というものをよく考えます。
ぜひご一読を。
(ブックオフ等で漫画はホント安く手に入るのねぇ)

人の命は儚いもの。けれど人はたくましいものだと思います。
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日常をとりもどす

国レベルの非常事態である。
"こんなことをしてる場合ではない"という思いがあらゆる局面で頭をよぎる。
だけどそうやって、何も出来ずに事態をただ見守っていると無力感が増してくる。ネガティブになる。無気力になる。

とにかく出来ることから始め日常を取り戻し、出来るタイミングで出来る支援をすればいい。
てかそうするしかない。今いきなり現地に行ってボランティアは出来ないから。

桜を見て美しいと感じる心まで責めるべきではない。
 

元気力発電!

この週末たっぷり寝て、だいぶ復活しました。
まだ本調子じゃない気もしますが、単に無気力にとらわれてるのかも知れません。
出来ることから少しづつ始めましょう。やり始めないとやる気は出ない。
昨夜は"小あじの南蛮漬け"を作りました。
そしてライブもやります。

たいしゅんプロデュース
『元気力発電!』
4/9(土) 18:30開場/19:30開演
@町田・万象房
出演:
・いちょう
・たいしゅん
・ニーブイカーブイ

1500円(ドリンク別)
中学生以下500円

音楽やってる友人に声をかけてもらい町田のライブハウスでマイム演ります。
ミュージシャンとの競演です。
まず"あなたとわたしが元気になる"ライブを目指しています。チャリティ公演ではありません。
あと2週間切りました。
情報随時アップします。

★右側のメールフォームから予約受け付けています。
件名「元気力発電!予約」にて、本文に「お名前(フリガナ)・枚数・ご連絡先(メールまたは電話番号)」をお送りください。
こちらからの返信をもちまして予約完了となります。

よろしくお願いします!

いまなすべきこと

震災後、疲れが抜けません。
たぶん無意識のうちに緊張して身体がこわばってるんでしょう。
頻繁に余震が続き平衡感覚も麻痺してるのか、常に揺れている感じがあります。
実際に被災してなくても、同じように感じてる人多いんじゃないでしょうか?

あの時からみな"いま何をするべきか""何ができるのか"を頭の片隅で考えながら生活してると思います。
わたしはこう考えます。

まずは自分の身を守ること。
そして愛する人を守ること。
そしていざという時のために力を蓄えておくこと。

無駄な買い占めに走るということじゃないですよ。
節電、結構じゃないですか。都会は明るすぎました。
首都東京の一局集中は、電気に依存したあまりにも危うい均衡のうえに保たれていたことに気付かされました。


この10日あまり、仕事の山場とも重なりブログを更新する気にもなれませんでした。
まずは自身の健康を取り戻すこと。
体力が無くなると気力も無くなる。
そうすると避難する元気も、助ける元気も無くなる。

おまえは甘いって言われようと、この非常時にと言われようと、明日はおもいっきり寝るぞ~~!!

一期一会



昨日は中野駅を中心に13日まで開催中の「中野にぎわいフェスタ」の一部、南口近くの旧桃丘小学校を会場に行われた"にぎわいキッズ×アートフェスタ"に参加してきました(3月6日10時~16時)。

中野に縁のある団体・アーティストが、子ども向けにさまざまなワークショップや発表、展示、販売を持ち寄って、さながら学園祭のようでした。
ボクらマリオは、ZEROキッズの『キッズアートCafe』にてフェイスペイントやバルーングリーティング、会場内練り歩いての賑やかし、入口での呼び込み・誘導をやってました。
午前中は人の集まりが少なく心配でしたが、午後は結構な人出で終了まで大賑わいでした。天気もよく暖かい一日でよかったです。
ご来場いただいたみんなが楽しい時間を過ごせてたらいいなぁ。
一部連絡ミスで正しいご案内が出来ず不快な思いをさせる場面がありました。すみませんでした。


で、考えるのですが、人と向き合う時は誠実でなくてはいけないなぁと。
昨日のようなワークショップであれ、フェイスペイントで椅子に座ってくれたちびっこであれ、表現の場であれ、その出会いは一度きりかもしれない。
いやその瞬間での出会いは一度きりです。
発表する側にはいつもの繰り返しかもしれないけど(同じことってありえないのですが)、受けとる側には初めての出会いです。

その出会いが良ければまた逢いたいと思うでしょうし、(たまたまにしろ)雑な対応で悪い印象だともうこれっきりになるでしょう。

ルーチンワークを要領よくこなせるようになるのは悪いことじゃありません。
でもルーチンワークにしちゃいけない部分はあるのです。
真摯な態度で人とは向き合わなくちゃいけない。
それはただ真面目くさることじゃないし、リキむことでもない。
もっとナマで本能的なことじゃないか。
本質をつかまえなくっちゃ。
目的を忘れちゃダメだよ!



イベント終了後、そんなことを話しながらオヤジ二人の飲み屋の夜は更けていくのでした。
お相手は"まきまきアニマル"の工作ワークショップで参加してた石塚ツナヒロ氏。お疲れ様でした。
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