どこにいったの?


昨日の早朝、愛息『がじゅまる』が旅立ちました。
一年ほど前から散歩の歩みが遅くなり、この半年でみるみる年老いていきました。
もらってきたときの年齢が不明で、3歳だったとしてもそろそろ9歳。シニア犬でした。
"いつかは"その日が来るのを覚悟をしていましたが、"まだまだ先"と思いたかった。
最後を二人で看取ることが出来たのが幸いでした。

さびしいよ!また会いたいよ!

5年半の間だけど、出会えて一緒に過ごせてホント良かった。
ありがとう、がじゅ!
また会おうな♪
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「未来の戦争」映画

  • Day:2015.07.12 19:48
  • Cat:映画


7月11日、シネマ尾道『野火』先行上映に行ってきました。

この日は上映後に塚本晋也監督(野火)と大林宣彦監督(野のなななのか)の対談が予定されてました。
自主制作映画の二大巨頭。そして互いに最新作で戦争を題材に選んだ両監督。
二人の対談は、塚本監督が大先輩の前で遠慮してるのか、大林監督が尾道出身ということでホスト役でもあるのか、ほぼ大林監督の独壇場でした。
そんな二人の関係も微笑ましい対談でした。

そして『野火』。
塚本監督が最新作で戦争映画を撮ったと知ったのは去年の夏でした。
ヴェネチア国際映画祭に参加というニュース。
作品は大岡昇平の小説を原作とする『野火』。
これまでブルーグレーのクールな色彩で”都市と人間 (そして隠れた野性)”を撮ってきた監督が、原作付きで戦争映画。
違和感とともに興味を持ちました。
リリー・フランキーがメインで出てることにも。
いつ上映されるんだろうと気にかけながらも、東京では公開が決まらず。
それが尾道で上映ですよ。
監督本人も来場ということで、予約しました。

ほとんど説明を排した映画。
原色に彩られたジャングルをさ迷う主人公の体験は、過去の出来事なのだろうか。
肺を病んだ作家という、軍隊という組織の中では最も生きづらいだろう主人公。
蒸し暑いジャングル、敵に殺されるという緊張感の中、飢えと疲労をかかえ、脱出のあてもなくさ迷う。
あぁ嫌だ!
戦争の是非を論じる以前に、絶対体験したくない。
自分がいま蒸し暑さの中、肉体労働してるから余計にそう感じるのかも知れない。
汗と汚れにまみれ風呂にも入れず安眠も出来ず、充分な水も食料も希望すらない。
一体誰のための何のための戦いなのか?
理不尽な集団の論理についていけるか?
しかし、これが戦争というものなのだろう。

監督が高校生の頃に原作小説を読んで、いつか映画化したいと思ってきたそう。
そしていま、思うように製作費が集まらない中でも、独りでも撮らなくてはいけないという焦りを感じて作り上げたというこの映画。
これは未来の、これから起こりうる戦争の映画かも知れません。

ヒロイズムやカタルシスで語られない戦争。
大劇場ではかからない映画かも知れません。
でもきっと心あるミニシアターで封切られると思います。
ぜひ探して観てみてください。

大岡昇平の原作小説も読んでみたいと思います。

http://nobi-movie.com/
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