無花果

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「季節の果物を食べよう」と思い、スーパーで"いちじく"が手頃な値段だったので買ってきました。

いちじくはあまり食べる機会がありません。
毎年(この季節か)見かけて、「あ、イチジク」とは思うのですが、その時買わないとすぐ市場から消えるような気がします。

あの独特の風味。
柔らかく繊維質でほのかに甘い。
果物というより、野菜。
より野趣のある植物の膨らみです。
その微かな甘さは和菓子のよう。

いちじくは最も古い記憶と繋がってます。
あれは3〜4才の頃。幼稚園の盆踊り大会。
ふわふわの帯を結んだ浴衣。
手作りの銀紙を張った揃いのうちわ。真ん中から伸びる紐には鈴が付いてます。
控えのテントの中で、おじいちゃんが買ってきてくれた無花果を食べました。

それは妄想か。

口に含んだ無花果の崩れていく触感と甘さを味わいながら、そんなことを思い出します。

無花果は不思議な食べ物です。
花の無い果実。まさに熟れて朽ちていく花を食べている感触があります。

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